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ウルフルズ10周年5時間ライブ!!〜50曲ぐらい歌いました〜 【スナック菓子 まとめ買い】ポテトチップス コンソメパンチ 1ケース(12個入り) 【マラソ... 奥田民生/OKUDA TAMIO LIVE SONGS OF THE YEARS
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ロードトゥ桜祭 最後
「アンコール」
アンコールの声に、メンバーが照れくさそうにステージに戻って来る。
アンコール一曲目。
会場はなんだか暖かい雰囲気に包まれてる。
『なんとなく僕たちは大人になるんだ』

♪明日はなんかいい事あればいいな
明日はなんかいい事あればいいな
ああ 僕は 僕は
いつまでたってもドキドキしてたいんだ

この曲、アルバムだと峯田のアコギ一本なんだけど、ライブではバンド演奏している。
いいなあ。
僕には歌が、
まわりのみんなが落ち着いていって、
僕もいつか大人にならなくちゃいけないんだろうか、
どの瞬間から子供ではなくなってしまうのだろうか、
そもそも大人と子供の境目ってなんだろうや。
あーあ、そんなことかんがえるのも嫌だなぁ、
っていつまでたっても悩んでる、大人になりきれない大人たちへのアンサーソングに聞こえる。

「今日はどうもありがとう。BABY BABY」

峯田が言った瞬間、再び会場が沸き立つ。

♪夢の中で僕ら 手をつないで飛んでた
目が覚めて僕は泣いた
永遠に生きられるだろうか
永遠に君のために
BABY BABY BABY BABY
君を抱きしめていたい
なにもかもが輝いて手を振って
BABY BABY BABY BABY
抱きしめてくれ
かけがえのない愛しい人よ

あーこの曲を聞くとホントに胸が熱くなる。
しかも目の前で峯田が歌ってんだよ。


と、その時!!!!!


峯田がステージを降りてきてこっちのほうへ!

峯田が真っ直ぐ僕の方へ来る!

峯田が手を伸ばす!

僕も手を伸ばす!

峯田の手を!

僕の隣の人につながれちゃった!


でもね、僕が峯田の腕を握ったらね、峯田が、手をつないでる人じゃなくて、僕に目を合わせて笑顔でうなづいてくれたんだよ。
そんな気がしたけど違うかな。
その時、一瞬が永遠に感じた。
夢か。
幻か。
1mmも咲いてなかった桜のツボミが次々と開いていった。



「最後に」
僕は5年前、ゴーイングステディを知った時、峯田和伸という男に一方的に、同類に向ける好意を寄せていた。
ただその時のそれは、いちファンなら誰もが持ちうる感情だったのかもしれない。
あるいは今も。


僕は中学生の頃から、ある感覚に襲われる時がある。
真っ黒けの大きな波が、僕をさらいにくるのである。
それは僕を一瞬で真っ黒に染める。
黒い波は、僕の意志とは関係なく、悲しい時ばかりではなく、楽しい時にも突然やってくるのだ。
そうなるともう駄目。
世界中全てのものが敵。
みんな死ね。
自分も死ね。
意味もなく頭を固いとこにぶつける。
意味もなく高い所に登ってみる。
死にそうになるまで風呂に潜る。
こんな気持ちを持ってる人っていないんだろーなー、って思ってた。
学生の頃、
「オレ、友達からよく変な奴って言われるんだよね。」
って奴がいるとホントぶっとばしてやりたくなった。
俺のほうが変なんだよ!
…そんなこと自慢してどうする。
でも、多分ボクは僕のことをちょっと狂っていると思っていた。

ところがゴーイングステディを見つけて、歌、映像を見るうちに、なんだか不思議な気持ちに包まれた。
そして『若者たち』で峯田が

♪ブッコロシてくれ 俺んなかの化け物を

と歌った時、
峯田和伸は、僕と同じだと感じた。
そしてゴーイングステディから銀杏BOYZになって、それは確信に変わった。
峯田和伸も真っ黒けの波を自分の中に持っているのだ。
僕は、この病気のようなものを隠して生きてきた。
峯田はこのわけのわからない病気をさらして生きている。
だから僕はどうしようもなく彼に惹かれてしまったんだろう。


これからも僕は銀杏BOYZを聞いていくだろう。
でももし、いつか、この黒い波が僕をさらいにこなくなったら、僕はもう銀杏BOYZを聞かなくてもいいんじゃないかな。
でも、そんな日がくるのかな?


それでは、このメールを諦めずに最後まで見てくれて、ありがとうございました。



「おわりに」
僕たちは、人生において起こるいろんな出来事を、偶然とか必然とか運命とか、そんな言葉で表わそうとしてしまいがちである。









PS.
ライブ終わった帰り道、ともやがすごくかわいい笑顔で「面白かったよ」って言ってくれた。嬉しかった。

ロードトゥ桜祭 | 20:40 | comments(7) | trackbacks(0)
ロードトゥ桜祭その12
「そんなひとときを青春時代と呼ぶのだろう」

♪僕等はいずれいなくなる
一人一人ずつ星になる
わかっちゃいるさ
知らねえさ
今はただ此処で歌ってたいだけさ

最後の曲は『青春時代』。
僕はこの曲を聞くと、いろんな人とのことが思い浮かぶ。
中学生の時、好きだったあの娘。
高校生の時、出会った一生の友達。
大学の時、会えた友達や先輩、後輩。
親、兄弟。
嫁、娘。
そして僕に起きた悲しいこと。
嬉しいこと。
期待。
不安。
すべての出来ごと。

♪とても幸せなはずなのに
なんだかなんでか
涙がでるよ

♪とても悲しいときだってあるのに
なんだかなんでか
笑顔みせるよ


いったい僕はどっちなんだろう?
養老山脈に沈む夕陽を見ながらそんなことを考えると、胸が苦しくなる。
そして僕は強くこう思う。

♪あぁ 僕は なにか やらかしてみたい
そんなひとときを青春時代と呼ぶのだろう
ロードトゥ桜祭 | 20:38 | comments(0) | trackbacks(0)
ロードトゥ桜祭その11
「日本発狂」

♪誰かを愛するなんてできるかな
こんなに醜い僕だから

高校生の時の僕は、本気でこんなことを思っていた。
まわりの友達に合わせてヘラヘラ笑ってさ、その場の笑いのために誰かの悪口言ってさ、ほんとに自分のことが嫌いだったよ。
学校一緒に帰ってた友達が
「今日彼女だから」
って言って、途中の駅で降りちゃうんだよ。
その度に、
東海大地震よ今起これ!
みんな死ね!
って思ってた。

それから、夜中に誰にも見せることのないマンガを朝まで一人で書いて、朝焼けを見ながらこうやって思ってたんだ。

誰かを愛するなんてできるかな、こんなに醜い僕なのに。

この歌を聞いて、笑った奴はラルクアンシエルとかB’zとか聞いて幸せになればいいんだ。

「改めまして、日本の恥 銀杏BOYZです。」

と峯田のMC。

♪クラッシュ キル デストロイ

『SKOOL KILL』が始まる。
大槻ケンヂの「グミ・チョコレート・パイン」のような世界観。
峯田がステージの前ギリギリまで出てきて、会場に向かってツバを吐く。
吐きまくる。
こっちを見てツバを吐く。
僕、峯田と目が合う。
これね、「なんでいつもライブする人はお前を見るんだ。そんなわけねーだろこの妄想狂!」と思うかもしれないんですけどね、ホントなんだもんよ!
だいたい一番前で見てたら目も合わーな。
まあ、目が合ったことを確信する事件が、最後にあるんですけどね。
それから峯田は口を開け、客に
「お前らも、俺の口に届くようにツバを吐いてみ」
とジェスチャーで挑発。
僕は力いっぱいツバを吐く。
会場から峯田に向かってツバの嵐。
全っ然汚くね。
そして峯田はツバまみれになってこう歌う。

♪君のことが大好きだから
僕は歌うよ


峯田は、このライブのMCでこう言っていた。
「天気のいい日にね、犬の散歩とかしてね、あー幸せだなー、って思ってる人がいたらね、そーゆー人は別に俺らのライブに来なくてもいいの。もうね、学校とか会社とか家庭とか全然上手くいかなくて、どおっしょーもない奴に聞いて欲しい。」

この言葉を、感傷的で、傷を舐め合うような退廃的な言葉だと受け止めるような世界ならば、僕は喜んで世界に中指を立てる。
人間は誰でも、汚くて醜い考えを持っていると思う。
そんな人間が、とてつもなく美しいものを創ったり、綺麗な言葉を思い付いたりするからこそ素晴らしいのだと思う。
感動するのだと思う。



次の曲は『YOU&I VS.THE WORLD』。
これは峯田が19歳の時につくった歌だ。
って友達みたいに言ってみたけど、知らない人なんですけどね。

♪今は苦しくても 今は悲しくても
君がいるから そばにいるから
僕にはなんでもできる

そうだよ。
君がいるから、君達がいるから、僕はなんだってできる気がするんだ。

♪君と僕は永遠に
手と手つなぎどこまでも
尊い君よ
ぬれた枕よ
限りない喜びよ

ロードトゥ桜祭 | 20:37 | comments(0) | trackbacks(0)
ロードトゥ桜祭その10
「お前に会いたくてここまで来たんだ」
ステージにはアコギを持った峯田一人。
会場静まり返る。
峯田が静かに歌いだす。

♪僕は世界から仲間はずれさ
手首切っちまおう
ポアされっちまう

『なんて悪意に満ちた平和なんだろう』だ。
いきなり泣かす。

♪りんりん 鈴虫が鳴いています
そんな時 僕はちょびっとセンチメンタル
ああ なんて悪意に満ちた平和なんだろう
平和なんだろう

しかし途中まで歌うとギターをおいて、峯田退場。
会場のミネタコールに
「うるせぇ」
と一蹴。笑う。


ざわつく会場のスピーカーから銀杏BOYZのSE
『大地讃頌』
が流れ始める。

♪あぁ讃えよ大地よ〜

こんな歌だったのね。
大地讃頌が終わる。
峯田一人で再登場。
峯田上半身裸で上がってくるなり、
「全然さむくね。」
と言い放ちギターを弾きだす。

♪君が泣いてる夢をみたよ
君が泣いてる夢をみたよ
僕はなんにもしてあげられず
僕はなんにもしてあげられず
まわる まわる ぐるぐるまわる
吐くまで踊る
悪魔と踊る

一曲目から『人間』ですか!
泣いてもいいですか!
峯田の声が鼓膜を突き破り心に突き刺さる。
『人間』は、弾き語りから途中で、バンド形態に変わる曲だ。
途中からバンドのメンバー静かにステージに上がってくる。
そして轟音。
峯田の声も叫びに変わる。

♪そう 僕は天使なんかじゃない
君の名前は神様なんかじゃない
あいつはちっとも仏様じゃない
そう 僕らは もがき苦しんでるだけの人間様さ

峯田が叫ぶ。
会場全員の目に涙(いや、確認してないけど)。
少なくとも僕は、僕の目頭が熱くなるのがわかる。
『人間』が終わると、

「皆さんこんばんは。東京から来ました、銀杏BOYZです。」

と言い、すぐさま『若者たち』の前奏が始まる。
峯田が
「さあ、みんな叫ぼうじゃねが!!」
と山形弁で煽る。

こっから僕の右手は、終わるまで一度も下がらない。


ゴイステ時代、この曲のシングルを発売日に買って、すごいいい歌だなーって思って、僕はこの曲を一生聞いていこうと思っていたんだ。
ライブにも行こうと思ってたんだ。
『若者たち』ライブで聞いたらどうなっちゃうんだろ?なんて考えてた。
そしたら、しばらくしてゴーイングステディは解散したんだよなー。
あの時スゲーへこんだんだよ。
『若者たち』ライブで聞きたかったなー、でももう見れないんだよなー、なんて思いながら、真夜中に一人で、何回も何回も繰り返しCDを聞いてたんだよ。

それがさ、今、目の前で歌ってるんだぜ、おい。
なんてこと思ってたら、やばい。
ホントに泣いてしまいそうだ。
いや、泣いていいよな。やっと聞けたんだから。
さあ、ブッ殺してくれよ。俺ん中の化け物を。

♪気が触れちまいそうな そんな歌が歌いたいだけさ

この部分、ゴイステの時には

♪最後笑って死ねる そんな歌が歌いたいだけさ

だったんだよ。
ゴイステ後期の曲には、「死」を連想させる言葉がよく出てきていた。
多分その時期の峯田の気持ちが、無意識にも死に向かっていたのだろう。
そして峯田は、ゴイステ解散で一回死んで、銀杏BOYZとして生まれ変わった時、死ぬと歌うことに違和感を感じたのかもしれない。
よかったね。
僕もそう思える日が来るのかな。
曲が終わると、村井くんが椅子の上に立ち、
「やるなら今しかねーべ」コール。
会場大合唱。
そして、間髪いれず愛しのチンくんが

「日本発狂!!」

と叫ぶとメンバーが

「日本発狂!!」

と続く。

『日本発狂』だ。
ロードトゥ桜祭 | 20:37 | comments(0) | trackbacks(0)
ロードトゥ桜祭その9
「ホリプロからの刺客3」
またも出てくる
ななめ45℃。
彼らも酔っ払ってるから話グダグダ。
でも僕は、君達に惜しみない拍手を贈ろう。
君達はヤンキーのくだらない罵声にも負けずよくやったよ。
爆笑オンエアバトルも見るから。

ななめ45℃の後ろのステージでは、着々とライブの用意が進んでいた。
すると峯田和伸以外の銀杏BOYZのメンバーが音合わせでステージに上がってくる。
チンくん。
アビちゃん。
村井くん。
どよめく会場。
3人は、ななめ45℃の後ろで音合わせを終わらして、そそくさとステージを降りていった。

しばらくすると、ボーカル峯田和伸が一人ステージに上がってくる。

峯田降臨。

この時点で、ななめ45℃を見てる観客はゼロ。
女の子たちの黄色い声援と、男たちの茶色い声援が会場に飛び交う。
ななめ45℃の音マネ
「ヘリコプターが空を飛んでいる音」
がむなしく空に響いて消える。
あははは。
峯田も音合わせを終えて、ステージを降りる。

そしてななめ45℃の最後のMC。


「さぁ、次は皆さんお待ちかねの、銀杏BOYZの登場だぁぁ!!」


会場はこの日一番の盛り上がり。
しばらくして、峯田が一人でステージに現われる。
僕の心は奪われる。
ロードトゥ桜祭 | 23:45 | comments(0) | trackbacks(0)
ロードトゥ桜祭その8
20060330_56844.jpg
「やけっぱち天使」
チンくんとの衝撃の出会いからしばらくすると、銀杏BOYZのベース・アビちゃんが会場入り。握手してもらう。
そしていつの間にかドラムの村井くんも楽屋にいた。

やばい。

あとはボーカルの峯田和伸だけだ。
ドキドキする。
心の中で少年が、ドアを蹴飛ばして開けようとしている。
まあ待てって。

銀杏BOYZまであと一組。
もう最前列でスタンバッていよう。
僕はともやにカメラを預け、酔っ払いとか、ヤンキーとか、頭の悪そうな坊主頭の中学生とか、かわいい女の子とか群がるステージ前へと突入。


「狂った赤い犬に百万食のドッグフードを」
6組目。
赤犬登場。
ボンゴの人が河童の全身タイツで現われ、なぜか森山直太朗の「さくら」熱唱。
そして笑いながら会場一同合唱。
サビ終わったところで河童が

「赤犬、はじま☆¥£*!!!」

と叫ぶ。
会場のテンション一気に上がる。
SEでアメリカ合衆国国歌が流れる。
次々と赤犬のメンバーがステージに上がってくる。
大きな歓声。
メンバー13人という大所帯。フロントラインが4人。一人は超ロン毛でむちゃくちゃダサい服。あとの三人は花見で酔っ払ったサラリーマンの格好。他のメンバーも、脈絡も統一性もないコスプレ。
この時点で僕の心を鷲掴み。
曲がはじまる。音はジャズファンクぽくて格好いいんだけど、歌詞は無茶苦茶。
「ウンコウルトラ大好き」とか
「初恋ズッキュン」とか歌ってる。

はっきりいって格好よすぎ。

赤犬は、アジアンカンフージェネレーションに気に入られ、彼らの前座でフジロックにも出演したそうだ。
客はドンビキだったって。
そりゃそうだよ。
アジカン見に行ったら、いいオッサン達が訳の分からない格好で出て来て「ウンコウルトラ大好き」とか歌ってたら、老若男女誰しもがヒクだろうよ。

それでも僕は、彼らのパフォーマンスに魅せられっぱなし。
赤犬の次のライブも絶対行くことを決めたのであった。

「ウンコウルトラ大好き」と歌う彼らを見ながら、僕はともやがウンコ我慢してた姿を思い出して、
少し微笑んだんだ。



「雨、いつやんだの」
赤犬が終わり、次のバンドの用意が始まる。
最前列で、僕はその光景をジッと見つめていた。
雨はいつの間にか上がっていた。
雨上がりの風が、僕の熱くなったほっぺたに吹いていた。
空を見上げると、太陽はもう見えなかったけど、まだ真っ暗ってわけじゃなかった。
ライトの準備がされて、ステージに真っ白な光があてられた。
ロードトゥ桜祭 | 15:26 | comments(2) | trackbacks(0)
ロードトゥ桜祭その7
20060329_56284.jpg
「チンくんは雨とともに」
あ、物販のコーナーあったんだー。
と、なにげなくその出店の方へ歩く。
雨が少し降ってきた。
物販につくとなにやら4,5人に囲まれてる若者を発見。


………チ、チンくんじゃないですか!!

チンくんとは銀杏BOYZの魂のギタリスト、チン中村のことである。

チンくんは、追っかけと思われる男性にサインを何枚も書かされていた。
そう、「書いてあげていた」のではない。「書かされていた」のである。
チンくんは、なんのつもりかフラフラと紙コップ片手に、ステージ横の控え室になってる大きなテントから出てきてしまい、待ってましたとばかりにファンにとっつかまってしまったのである。
追っかけの男は、チンくんが何枚書いても何枚書いても、新しい真っ白な色紙を出し続ける。
「まだあるんですか!?」と、トホホ顔のチンくん。
そのやりとりはまさに、いじめっ子といじめられっ子のそれだ。
僕はそんなチンくんにかなり愛着が湧いた。
僕はチンくんに近付き、話かけてみる。

「パンチ(パーマ)にしたんじゃないんですか?」

チンくんはサインを書きながら

「パンチ…シャンプーしたらとれちゃったんですよぉ」

チ、チンくん!
かわいい!そんじょそこらのチワワよりもチンくんのが絶対かわいい!
そしてなんたるトホホ顔!
僕は一気にチンくんラブ★になった。

チンくんはスタッフの女性に「もうそろそろ」みたいなこと言われて、やっとサイン責めから解放されてた。


いやーチンくんと喋っちゃった!


僕たちはまたステージの方へ戻って、5組目のバンドを見ていた。
レゲエのビックバンドでかなりいいカンジでした。
名前は、バクダッドカフェアットトレンチタウンだったと思う。

ちなみにここで補足説明しておくと、今日の相方ともやは、音楽にほとんど興味がなく、モーニング娘。や浜崎あゆみがフェイバリットな好青年であり、アイドル音楽以外には全く興味がないのです。
なのでチンくんに会えた感動を一生懸命伝えても、彼の目にはチンくんが
「ちっちゃいにいちゃん」
にしかうつっていなかったらしいです(笑)
それから僕たちは、ステージの横でライブを見てると、
なんとまた楽屋からチンくんが出てきたではないですか!

チ、チンくん、あんた警戒心なさすぎ。

僕は、目の前を通り過ぎるチンくんにまた話しかけてみた。
「チ、チンくん。」
チンくん振り向く。
しまった。なに喋るか全然考えてなかった。
かつて栄で、安岡力也に喋りかけたときぐらい緊張するぜ(汗)
さんざん悩んで出た言葉が、
「写真、いいっすか?」
チンくん快く承諾。
パチリ。
あーなんか話さなきゃと思ってアワアワ言ってる僕を見て、チンくんは
「あの、このライブ見てきてもいいですか?」
と僕に言った。いっぱい話したいんだけど緊張して頭の中真っ白。
どーぞどーぞと僕が見送ったチンくんの右手には、やっぱり紙コップがあった。

5組目終了。僕たちは楽屋の近くでたたずんでいた。
僕は何気なくテントの方を見た。
するとチンくんがテントの中から僕の方を見て、こっちこっちと僕を呼んでいるではないか!
え、俺?
と思いながらチンくんのところにいくと、チンくんが
「さっき話の途中で、終わっちゃいましたよね。なんでしたっけ?」


……チーンくーん!!!!!

「なんでしたっけ?」の語尾に絶対ハートマークついてるんだ!そんな話し方なんだチンくんって!
なんかね、優しさがにじみでてるんだよ。
そんでね、ねーんだ。
どーしても話したいことなんてねーんだよ!
ただあえて言わせてもらうならば、



あんた最高だぜ!!



「えーっと…ライブ頑張って下さい。応援してます。」
「あ、はいありがとうございます。」

チンくん。
あなたは、まがりなりにも(←失礼)アルバムがオリコン8位になったり、スペースシャワーとかにガンガン出たりしてるバンドのメンバーなのに、偉ぶるどころか誰にでも謙虚な姿勢で対応してくれて、僕は感動してしまいましたよ。
ますます銀杏BOYZが好きになりました。
あなたは、僕の人生で出会った日本男児の中でも、かなりの上位にはいるであろう素敵なナイスルッキングガイでした。
ロードトゥ桜祭 | 21:25 | comments(5) | trackbacks(0)
ロードトゥ桜祭その6
「パンクロックをきいた 世界がまっぷたつに軋んだ」
4組目。
ビバッチェ。
知ってる。
5年くらい前に、僕の音楽の趣味を理解してくれる唯一の友人・西原と、車の中でビバッチェのアルバムを聞きながら、
「スタパンよりこっちの方が聞きやすいかも」
なんつってたのを思い出した。
たぶん、今でも西原にやいてもらったCD―R持ってる。
そんなビバッチェがステージで歌ってんよ西原。やっぱかっこいいよ。
なんだか懐かしい気持ちになった。

五年前、クーラーがない夏の部屋で、パンクのCDなんかを聞きながら、西原と2人でビール飲んで
「中学の時、ブルーハーツ派と尾崎豊派どっちが多かったか?」
なんてゆーくだらないことを真剣に話してたっけな。


すっと題名も歌詞も忘れたけど、聞いたことある曲が流れ始めた。
これこれ!この曲聞いて西原と
「ビバッチェいーね。」
って言ってたんだよ!
僕は、自分を抑えきれなくなって、3列くらいしかいないオーディエンスの中に突っ込んでいった。
力いっぱい暴れた。

あとでともやに聞いたんだけど、僕が突っ込んだあと、まわりで見てたお客さんも我慢できずに次々と突っ込んでいったそうだ。
気持ちよかった。

その曲だけ異常な盛り上がり。
ボーカルも興奮してステージを降りてくる。
客にもみくちゃにされてる。
僕の目の前で歌ってる。
歌詞がわかんないから、ただ叫んでる僕。
ボーカルの人がステージに戻るとき、こっちの方を見てニヤリと笑った(ような気がした)。
ごめんね。歌詞わすれちゃったよ。あんなに好きだったのにね。ウチに帰ったら必ず聞くよ。


「ホリプロからの刺客2」
ビバッチェ終了後、またも、
ななめ45℃。
「えー6番目に予定されてました銀杏BOYZなんですけど、7番目の赤犬と順番入れ替わりになりましたー。」
おいおい送別会に間に合わねーよ。
ごめんねてらさわ。ここまできたら銀杏見ないで帰れねーや。
ロードトゥ桜祭 | 23:09 | comments(4) | trackbacks(0)
ロードトゥ桜祭その5
「わたしを伊勢につれてって」

♪えっじゃないか えっじゃないか えっじゃないか い〜せぇ〜のぉめいぶ〜つぅ あっかふくもっちがえっじゃないか はい!

って言って昔、桑名在住の友達にビール一気させてたけど、桑名と伊勢って意外と遠いのな。
Tシャツが脂汗で濡れるくらい我慢したともやのために寄ってあげたサークルKで、僕はセノビーを飲みながらそんなことを考えていた。
ついでに宮川堤までの道も聞いた。
あと少しで銀杏に会える、と思うと嬉しくて、僕のテンションはあがりっぱなしだった。

しかし僕のはやる気持ちとは反比例して、ともやのウンコタイムは予想以上に長かった。


「ホリプロからの刺客」
サークルKを出てから10分くらいで桜祭会場、宮川堤に到着。
なんと名古屋西インターを出てから1時間とちょい。
津勤務の友達から、2時間はかかると言われてたから、おそらく僕たちは驚異的なスピードで伊勢まで着いたんだろう。
車を駐車場に停めて、会場まで歩く。
会場は橋の下にあるサッカーグランドで、そこには町内の人が出してるフリマ(おばちゃんの服と子供のボロボロになったオモチャがメイン)と、伊勢市の職員が出してる出店が数軒あるだけ。
そしてそれに群がる、地元ヤンキーの皆さんたち。
グランドの横には、この祭の主役である桜並木。
だけど1mmも咲いちゃあいない。
そしてグランドの端のほうに仮設ステージが建ってる。
そこではちょうど一組目のバンドが終了し、場つなぎで、東京から四時間かけてやって来たとゆーお笑い芸人
ななめ45℃
がまばらな客を必死にあたためていた。
…ほんとにこんなところに銀杏BOYZくるの?

「ときめきたいったらありゃしねえ」
ステージ横には、今日のバンドの出演順が貼り出してあった。
出演バンド7バンド中、銀杏BOYZは6番目。
よかった。間に合ったし、この順番ならたぶんてらさわの送別会にも間に合う、と安心した。
ロードトゥ桜祭 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0)
ロードトゥ桜祭その4
「夢で逢えたらいいな」
4月2日。午後。曇天。
東名阪を140kmで、南へとひたはしる赤い車一台。
車内にはもちろん銀杏BOYZがかかっている。
運転席の男は大声で歌っている。
僕。
助手席の男は花粉症がひどいと言って、両方の鼻の穴にティッシュを突っ込んでいる。
ともや。
車が山の中に入ると、ともやが
「花粉がすごいから絶対窓を開けるな」
と言ってきた。そーゆーフリなのかと思って、僕は窓を全開に開けてあげた。
そしたら涙目でマジぎれされた。
そこからともやが喋らなくなった。

「ともや花粉症ってマジなんだね。」
「……」
「ともやとりあえずペプシでも飲めよ。」
「……」
「…いやー雨ふんないといいねぇ。」
「…」
「…あのー、ともやごめん、ホントに開けないでほしかったんだね。でもそんな怒んなよ。」
「…こ」
「え?」
「…んこ」
「はぁ?」
「ウンコ!ウンコしたいから次のサービスエリア入って!」

なーんだウンコか。怒ってたわけじゃないのね。
でもごめんともや。お前のウンコの為にライブに遅れたら、俺死んでも死にきれないじゃん。
俺B型だし。
運転席の男は無情にも最寄りのサービスエリアを素通りした。

「おおぉぉい!!」
「ごめん追越し車線はしってたから左に寄れなかったよ。あははは。」
「嘘つけ!マジでやばいんだって!」
「桜祭まで我慢してよ。銀杏やってたら俺イヤじゃん?」
「このじこちゅう!(涙)」

そこから二人のテンションは一気にヒートアップ。
大丈夫朋哉。伊勢西インターまであと少しだ。

多分な。

その時、スピードメーターはこの日最速の160kmをマークしていた。
ロードトゥ桜祭 | 23:43 | comments(0) | trackbacks(0)
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